知る
【 聞き書き甲子園とは 】
日本は、森の国。
面積の約7割は、森林がおおっています。
日本は、島の国。
その連なりは、南北およそ3500キロ。
周囲を海に囲まれています。
地域ごとに異なる気候や風土。
文化、そして暮らし。
そんな日本の各地を旅してみませんか。
聞き書き甲子園は、
高校生が、日本のさまざまな地域で暮らす
森・川・海の名人を訪ね、
一対一で「聞き書き」するプロジェクトです。
名人の職業は、樵や炭焼き、木工職人、
漁師、海女など、さまざま。
高校生は、名人が大切にしてきた、
自然とともに生きる知恵や技術、そして心を
ていねいに聞いていきます。
そこには、これからの持続可能な社会をつくる
ヒントがあるのかもしれません。
【 聞き書きとは 】
「聞き書き」の基本は、
「聞く」というコミュニケーションです。
高校生は、森・川・海の名人を一人で訪ね、
インタビューをします。
「聞く」ときに大切なのは、対話すること。
話の広がりも、深さも、質問の仕方しだいです。
投げるボールの角度を少し変えると、
思わぬ答えも返ってくるかもしれません。
名人との対話は、
録音し、一字一句、書き起こします。
書き起こしが終わったら、
不要な部分を削除し、並べかえ、整理します。
そして、名人の語り口を生かした、
一人語りの作品に仕上げます。
ある高校生は言いました。
「名人の話はいつの間にか
自分が言いたいこと(伝えたいこと)になった」
「聞き書き」は、名人を知ると同時に、
自分をみつめる機会でもあるのです。
【 書籍・映画など 】
聞き書き甲子園をさらに知りたい方は、こちらもご覧ください。
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聞き書き電子図書館
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